機嫌

最近ずっと頭痛もあり

家ではあまりじゃべらない。

 

母が出す大きな音にもイラつく。

 

なるべく静かにしていたい。

 

そういう時、決まってぎょうぎょうしく

 

どこかしんどいのか?

 

とわざわざ聞いてきて

食事の量を増やしたりする母にはうんざりなのだ。

 

食事を準備してくれることには感謝しないといけない。

別に母が嫌いなわけではない。

たった一人の親なのだから

母一人子一人でうまくやっていきたい。

 

が、昔から、母の愛情のかけ方は

私が欲しいものとは違っている。

 

かまわないでほしいのだ。

もう、私は、おばさんで、厄介な人間ではあるが

一人でも生きていける。

 

母は、自分の周りにちやほやしてくれる人がいないと

満足しない人だ。

 

寂しいのは、わかる。

私もその口だから。

 

それを、私一人が受け止めには、

私には荷が重すぎるのだ。

 

周りから見れば、本当の親はいいよね。

本音も言えるし、楽もできる。

好きなことができて気ままでいられる。

お母さん、あんたの為に、一生懸命やってくれてるんだから

感謝しなさいよ。

 

というようなことを偉そうに他人に言われることもあるけれど

同じ立場でない人には、永久にわからないことなのだ。

 

どういう状況にあっても、

言わなくてもいいことをぐっとこらえて

もめないということも、

時には必要なのだ。

 

暑くて、だるくて、老眼も進んで頭痛がおさまらない。

心は、孤独で、やむ一方。

こんな時は、本当に、

かまってほしくない。

私のことを、どうか、気になさらないでください。。。。