あんがい大丈夫

さて。

鎌倉に行く。と決めて、一泊のはずが、2泊になり

もともといいお部屋をとってあったので

いつものサイトで取ろうとしたら

もう、そのプランはなく、電話をして

前泊同じお部屋にしてもらえてラッキーだった。

 

しかも、一泊目より安く。

 

少し前部屋を取る時、彼と一緒のつもりだったから

広いベッドにしてあったけど

今回は、きっと一人になるだろうから、ゆっくり寝れそう。

 

彼はいびきと、歯ぎしりが激しく

何度も起きるたちなので

彼といっしょのときは、ぐっすり眠れないことがほとんどだった。

 

 

今回、一日目は完全プライベートだから

広いベッドで気持ちもゆったり過ごしたい。

 

初めての鎌倉。

ガイドブックをもって旅気分を電車の中で味わいたい。

 

あれから全く連絡も来ないし、私からはするつもりもない。

彼の言葉を思い出すと

私を避けようとして言ったのかもしれないな。

という言葉が浮かぶ。

 

それなら、こなければいいのに。

断ってくれれば私だって、気が付くのに。

まったくずるい奴だ。自分の手は汚さない。

最後の思い出は楽しくないことだらけだった。

 

こうやって考えすぎる癖はよくないとわかっているけど。

 

なんだかもうどうでもよくなったのだ。

次に会っても、私はきっと、なんでもなかったかのような

顔ができるだろう。

 

そんなこと、あったっけ?

 

とお互いに、普通に過ごせると思う。

彼は酔っぱらってすり寄ってくるような女で

良かったのだ。

 

私は飲めないから、当然酔って間違いを犯すようなことには

ならない女だ。

 

そういう女は、いらなかったのだ。

きちんと向き合ってくれる人と知り合って

付き合っていきたい。