久しぶりに、あの人から電話があって
長い長い話をした。
もう、ときめかない。
そわそわしない。
なにも感じない。
自分らしくいることができる。
悪夢も思い出さない。ただ
あの子のことが話題になったときは
とてもいやな気持ちになる。
昨日の夜から今朝までいっしょにいただろう。
10時過ぎに久しぶりのラインがあった。
ホテルをチェックアウトした後、私にラインをしたのだろうと、想像がついた。
でもなんとも、思わなかった。
どうぞ御二人でご勝手に。
私にはもう違う人がいるし
でも、もしかすると、その人も
ちがうのかもしれないけど。
年下君にはしばらく連絡しないことに決めたから
向こうからくるまで、私は
一人を過ごす方法を考えないといけない。
あの人は、たまには時間を作ってくれ。
と、言うけれど
もう、二人で会うつもりはない。
入れ込みすぎてはいけない。
誰にも。