わかりにくい愛情表現

わたしは、お酒は飲まないし
酔っぱらって、その時の雰囲気で致す。
などと言うことは、まず、ない。

相手は酔っていたとしても
私はいつでもしらふで、行為中も冷静である。

誰とでも致す。

ということも、まずないし、絶対的に相手のことを
好きだと言う気持ちがなければ

あの行為と言うものは、初めてするときは
この年になっても緊張する。

初めて致すときは、大袈裟かもしれないけれど
今後、その相手とちゃんと、好きで
付き合っていく。

という、覚悟をするときだと思う。

それが、わたしの中では当たり前だと思っているけれど
どうやら、そうでもないひとも、
世の中には普通にいるのかしら?

と、ちょっとした、男性との会話のなかで
思うことがあった。

以前、年下君から
君は、酔って、やっちゃうとかいうことはないの?
と、言われたことがあって

まさか、私がそんな風な女だと思われてる?!

と、年甲斐もなく少々傷ついたことがあったが

今思えば、聞きたいことをはっきり言わない
年下君の不器用な愛情表現のひとつだと
最近になって、気付いたりもしている。

何でもストレートに表現する私は
はっきりと、なかなか口に出さない年下君の
言葉に、翻弄されることも多いけど

後になって、そういう気持ちだったのか。
とか
とてつもない、やきもちゆえの、怒りの言葉だったのか。
とか、気付くことが増えてきて

ほわんと、嬉しい気持ちになる。

本当のことをしりたい。と、
いつも、彼は言うけれど

二年前のあの、ひどい恋のことをいうつもりはないし
もし、言ってしまったら、彼はどう思うだろう。
やっぱり、言えない。

かれは、すごく疑っているけれど
私にそんなことを、言わせないでほしい。

本当に知りたいと思うのか、それとも
私に探りまくって、それでも、わたしが
否定することを望んでいるのか。

本当はどうしてほしいのかわからない。


男の人の気持ちは、わからない。