そんなことばっかりで、きた、あの人との
日々。
私は、そういうのが嫌なのだ。
私のほかにも、たくさん、いる。
しかも、知っている人たち。
その人たちがみんな、それぞれに
お互いの関係を知っているのに
知らないふりをして、表面上、笑顔をつくろう。
私はそういうことがとても苦手だし
うまくできない。
知らないほうがいいこともたくさんあるんだろうけど
気が付いてしまった以上は
知りたくなってしまう。
そして深く傷つく。
あの人は、私の心が少し離れていることに
きっと、気づきだしている。
何度も、私が自分だけのものなのか
確かめてくる。
自分はどうだ。
最初から決して、私だけではなかったくせに。
たくさんのおもちゃを持っておきたい。
自分の気分でその日のおもちゃを選んで
また、新しいおもちゃを手に入れる。
もう、おもちゃになるのはこりごり。