不器用な子なのはわかっていた。
でも、一生懸命に自分のために
色んなことを、色んな人から伝えてもらっているし
与えてもらってるのに
反応がない子。
こういう子を育てていかなければと
思ってきたけど
こういうのも、もういらない。
辞めるという話しをしに、事務所に来た。
今までの私なら自分の大切な
時間と心を削ってでも、最後に何かを伝えようとした。
けれど、今回は、あっさりと
拒否した。
そんなことに、こんな子に
自分の時間と心を使って、消耗したくない。
いつも、いちいち、傷つくのだ。
そうなったとしても、止めたい人材なら
時間を作るが。
私には今までの視点での
情熱はもうない。
わたしは、私を削らずに、自分を生きたい。