虚し

人のために長年続けてきたことをやめた。

 

求められてもいなかったことに

気がついた。

 

なんだったんだろうと思う。

 

自分だけの自己満足だったとは

思いたくはないけど

そうなのかもしれない。

 

それなら、大切に続けてきたことは、自分にとって

もう、必要無くなったのだ。

 

情熱も、愛情も、時間も、お金も

全てをかけて注いできたことは

人にとっては、どうでも良く

一体わたしは、何をしてきたのだろう。

 

色んなことが嫌になり

やる気も出ず、ただ、気持ちが軽いというか

なんと言葉に表現すればいいかわからない

気持ちがある。

 

寂しい、悲しい、虚しい。

でも、それと引き換えに

軽さと、自分に正直なわがままと自由な心を

手に入れたような

 

そんな、複雑な気持ちがある。