そういうことか

母が、誰かと私のことを話しているのをちらっと聞いた。

 

おば 可愛らしい子やな〜

母  小さい時からみんなに可愛がってもらって

 

という会話を聞いて

そうだ!そうだったんだ。

気が付いた。

 

小さい時から近所に預けられていた私は

誰とでも意識すれば仲良くできるという

技を身につけていた。

 

本当は、人見知りなところがあったりしたのかもしれないけど

 

一人っ子で親から早く離れていた子は

誰が可愛がってくれる人なのか

誰に愛想をふればいいのか

やり方を知っている。

大人との関わり方が身についていて

 

それは、コミュニケーションを取るのに大いに役立ってきた。

 

特に40代の頃からそれは存分に発揮されてきて

コミュニケーション能力もさらに上がり

いろんな人と上手くやっていけるようになった。

 

愛されるということが私にとっては当然なのだ。

 

年上の人から可愛がってもらえるという

徳なところがあり

今まで出会ってきた人たちにも

いろんな面で可愛がってもらい、世界が広がっている。

 

ただ、恋愛面においては、少し違うようで

 

愛されることが当たり前だと思っているところへ

この人はそうではないと気がつくと

関係がおかしくなる。

 

今まで付き合ってきた男達の中で、

悪い人ではなかったのかもしれないけれど

私が求めている人ではなかったのだろう。

 

付き合っている時、私はお姫様でなければいけないのだ。

 

厄介な性格だと思うけれど

それが自分だから仕方ない。

 

お姫様扱いしてくれた人もいたけど

その人自体の薄さが嫌で、好きになれなかった。

 

面倒な女なのだ。