昨年暮れ、ママ友の中でも一番若い子が
闘病の末亡くなった。
それをしのんで、昨日、ママとも会が久しぶりに開かれた。
この世にいないなんて思えない。
人は、いつか死ぬ。
順番はないのだ。
生まれた時からそれは決まっているのだと
私は思っている。
子供がいなかったとき、まだ小さかった時、
私は、噂に聞くママ友との関係をうっとおしく思っていた。
自分には、一生縁のない関係性だと思っていた。
息子が高校の時、部活を通してみんなと出会った。
みんな明るくて、スポーツマンの母らしく
息子たちも仲良く、いい子たちばかりで
ややこしいことなんて何もなかった。
男子は、大事なことを言ってこない。
明日、お弁当はいるのか。
試合は何時からどこであるのか。
そんなことを、ママ友のグループラインで情報交換し、
教えてもらった。
子供とのかかわり方も教えてもらった。
私は本当に、ラッキーだ。
年齢もバラバラだけど、息子を通して
団結していた。
そんなお母さんたちに出会えたことは、私の財産だと思う。
しょっちゅうは会えないけど、
息子たちが就職しても、また集まって、仲良くしてもらえる
ママたちに、本当に感謝しかない。
先にあの世へ行ってしまったあの子は
もっと生きたかっただろう。
その分、私は、生きて息子たちの未来を見ることが、
あの子にとって供養になるのではないかと
思ったりしている。
