嫉妬という感情

少し前まで私は

嫉妬という感情はあまりなかったように思う。

 

もう2年半も前になる。思い出したくもないような

そんな恋をした。

 

振り返ってみてすべてが素敵な思い出になる。

なんて嘘だと思う。

 

今はまだそんな風には思えないその恋は

私をめちゃくちゃにした。

 

その人とかかわったおかげで今の私があるから

出会って良かったのか悪かったのかといえば、

よかったのだろう。

 

新しい自分を引き出してくれた。

でも、大変なリスクを抱えたことも事実。

それは今でも、引きずっている。

 

あるスピリチュアルなブログでカマキリの話しが書いてあった。

 

今思い出しても奇妙なカマキリの話し。

カマキリは嫉妬なんだと。

 

ちょうど悩んでいたあの頃、あさ、車のミラーに

おおきなカマキリが張り付いていて私をじっと見ていた。

 

職場についても、そのカマキリは同じ姿勢で

夜、帰る時にも、まだそのカマキリは同じ場所で

私をじっと見ていた。

 

あの時のカマキリは、私だったのだろうか。

それともあの彼女だったのだろうか。

 

嫉妬にくるっていた。

もう一人の女の子は私よりも、もっと嫉妬にくるっていて

私は生霊にとりつかれ、大変な目にあった。

 

いろんなきもちわるい感情を知ったあの恋は

私を気持ちの悪い女にした。

 

あんな恋は二度としたくはないし、あの出来事は

私に学びも与えた。

 

この年になれば、そんなことの一つや二つ、

あるのかもしれない。

 

でもやっぱり、私は、いつでも

明るく照らされた道の真ん中を堂々と歩いていたい。

 

なかなか難しいけれど。