男のプライド

いろんな社長と接することも多いが

お酒を飲むと、さらにその人となりがわかる時がある。

 

先日、講師として招いた若手の憧れの51歳社長(Aさん)と

いつもの顔なじみの61歳の社長(Bさん)と

私と、もう一人、私より少し若い女社長と

4人でお酒の席で話すことがあった。

 

その時のBさんの態度がとても私には悲しく思えた。

 

俺は金があるから、会社もスタッフも、

どうにでもできる。

お前らは、Aさんにもなれないし、俺みたいにもなれない。

 

お前らみたいな、小さい奴には、俺みたいにはなれない。

Bさんは、本業よりも、株や、投資のほうが、得意なようで

確かに、お金は持っている。

けれど、私たちには、Aさんのほうが

断然、人を生かす力があると思っているし、

私は、どっちのタイプでもないから、

どっちにも、なりたいとは思わない。

 

もう一人の彼女もそうだと思う。

Bさんが大口をたたけばたたくほど、

Aさんにはかなわない。自分のほうが下だ。

ということを、言っているようで

 

それがじんわりと伝わってきて

それ以上聞いているのが、しんどくなるほどに

男のカッコ悪いプライドが感じられて

うんざりだった。