懺悔

とんでもないことをしてしまった。

あの人と、年下君と同じ空間で1日過ごし

今回、あの人には、ホテルはご一緒しないと伝えたのに
偶然なのかわざとなのか、あの人は
私と年下君と同じホテルをとってあった。

もちろん、年下君と私がそういう関係になっていると言うことは知らない。

年下君は私とあの人のことはまだ疑っているかもしれないけど。

そのホテルは私たち以外にも数人の仲間は宿泊するので、私とあの人は同じタイミングで
チェックインした。

昨日から生理が始まってしまったことを
あの人にさりげなく伝え、エレベーターで
おやすみなさい。とつげ、自分の部屋に入った。

急いで年下君に部屋番号を伝え、いつでも、これるようにドアを開けてお風呂に入った。

電話が鳴っている。きっとあの人からだろう。
そんな予感がした。

でも、もう、年下君が部屋に来ている気配がしていた。
まずい二回も鳴っている。

お風呂から出たら、やっぱり、年下君はもう来ていて、
電話、なってたよ。かけなくていいの?

という。見られたかもしれないけど、少し
もうどうでもよくなっていた私は

もう、めんどくさいからいい。

といって、電源を切った。
やっぱり、あの人からだった。

ラインも来ていた。

そして朝を迎え、年下君が部屋に帰ったので
ラインのチェックをすると

もう寝るの?
もう寝たか?

と、二回、ラインが入っていた。

おはようございます。今、気がつきました。
気分が悪くて寝てしまいました。

そして、誘われるままに、あの人の部屋に行ってしまった。

こんな、あばずれみたいなじぶん、信じられない。
やりたい放題。まるで、動物。

生理だとしっていて、二人のまるで違う行動。

どっちが、私を愛してくれているかなんて、
そんなこと、もう、思わない。

愛ではない。
あのひとは確かに私を可愛がってくれている。
けれど、みんなの中の一人。

年下君は、私のことはちょっとすきぐらい。
愛しているとは程遠いだろう。

こんな危ないことは、してはいけない。

みんなが遊びだったとしても、ばれたら最後。

こんな大胆なことをできる女だったとは
自分でも、呆れる。