あっという間の二日間

二晩一緒に過ごした年下くんとは

5ヶ月ぶりだった。

二人でそれぞれに同じホテルをとった。

 

ホテルについてすぐに、生理になって

そういうことは致せなかったが

年下君はいつものように、

 

セックスだけをしたいから会う訳じゃない。

 

という。

二日目の夜は、わたしも一緒にいつものグループで食事をして

その後、彼は他の仲間たちに誘われて、

ホテルで部屋のみをした後11時ぐらいに、解散になったらしく

 

まだ起きてる?いってもいい?

と、LINEをくれた。

もちろん、私は待っていたから部屋に迎え入れた。

彼は少しよっていて、遅くなってごめんね。と、何度も謝った。

 

それから、いろんな話をたくさんした。

私と噂のあったあの人とのことや、共通の友達のはなし。

 

彼は私に焼きもちを焼かせようとする。

ふざけながら、私が焼きもちを焼くのを(ちょっと、ふりした)

笑いながらとても楽しそうにしていた。

 

付き合い始めた頃、彼は

私とあの人の噂のことを酔っぱらって

しつこくしつこくほじくり、

私は泣きながら

もういい!と、ぶちギレたとき

 

ごめん。やきもちなんだ。と、しゅんとなって言ったことを、

今も忘れられない。

 

あの人に遊ばれているとわかり、傷ついていた私は

男のひとのことが信じられなくなっていて

どうせ、たまたまこうなったから、

たまにあって、遊べたらいい。ぐらいに

思われているのだろうと、その時もそう思っていたし

 

私自身も本気で好きになってはいけないと、わりきって、

その時を楽しめたらいいと、

そんな風に思ってはいるけど

 

でもやっぱり、好きになってほしいし

私も信用していたい。

 

言葉で愛情表現する人ではないから

彼は私のことをどういう位置付けに思っているのかは

わからないけど

私のことを嫌いにならないでいてほしいなと思う。

 

私のこと、好き?

どう思ってる?

そんな、少女のような言葉は口にはできないけど。