思い出すほどもないこと

思い出すほどもないこと。

いつから、一つ一つの行動が
嫌だなと思うようになったのだろう。

けっこう前から、いいふうには思ってなかったのに
雑な動きも気になったし
お金のことも嫌だった

少しずつ思い出す度、気持ちが悪くなっていった。

それでも、会っていたのは
ただの、ひまつぶし。

とても、つまらない男で、あまりにも経験値が
少ない大人だということに
気がついていたのに

それでも、好きならそんなことは
許せたはず。

会うたび、やっぱり楽しくなかった。
つまらなかった。時間の無駄だった。
お金の無駄だった。

彼はどう思っていたのだろう。
彼から連絡が来なくなって、なんとも思わない自分がいる。

今年中に切れて良かった。

好きでもない人と、つきあうとこうなる。
きっと、嫌な思いをしているのだろうな。

しかたないけど。