昨日の昼間、出ていき、夜には戻ってきていた・・・
なんだそれ。
元夫に引っ越しを手伝ってもらおうと、
夕食に誘って、その段取りをした後、
一人家に帰ったら、母の車があった。
もう、戻ってきたのか・・・
家に入ると、気配がない。
怖い。
20年前、私の父は、自殺した。
その時の夜も、こんな静かな夜だった。
母は、まず、自殺をすることなど、ないとは思うけど
あの時のトラウマで
意味もなく静かな夜は、身構えてしまう。
母の部屋をのぞくと、早い時間なのに、
真っ暗にして、眠っているようだった。
家族が自殺をする。ということは、
残された家族は、いつまでも、いつまでも、
色んな想いや後悔や、悲しみが消えない。
母がもし、自殺なんかしたら、私は絶対に許さない。
こんなつらい思いを、娘にさせる親なんて
絶対に許さない。
声をかける気にもなれず、朝、少し話した。
もう、食事の支度も、していらない。
どうぞ、ここに住んでください。
私が別の場所を見つけるから。
とだけ伝え、仕事に出かけた。
一緒にいたくないときに逃げ込める、セカンドハウスに
ベッドを買おうと思っている。