ピアス

念願の隕石ショップへ行った。

 

そこで、私は高い買い物をした。

隕石をどう使うか?

 

なるべく身につけられるものでないと

きっと使わなかったり、うっかり

持って出ることを忘れるだろう。

 

なるべくアクセサリーとして使いたいと思っていた。

 

YouTubeで、一役有名になったそのオーナーさんは

18金のチェーンを使い器用に小さな隕石を

使ってピアスを作ってくれた。

 

特に心がときめくデザインかといえば

そうでもない。

ときめくデザインのものはあったが

もうすでに持っているものと同じだったので

 

私は目の前で作ってくれた隕石ピアスを

買った。

 

こんな買い方は、これからの私には

もうできないかもしれない。

 

これから自分の会社を手放すことを言ったら

そのオーナーさんは言った。

 

安くで売ってしまったらいいんじゃないですか。

 

そうか。

 

そう言う考えでいいのかもしれない。

私が今からやろうとすることは

それぐらい簡単に考えたほうがいいことなのかもしれない。

 

その言葉を聞けたことが、今日支払ったピアス代26万いくらの報酬かもしれない。

 

今まで必死で作ってきた。

 

とか、そう言うみみっちいことが

執着みたいでいやだなと、なんとなく感じた。

 

どんなに頑張ってきたと言ったって

いま、いらないものは、もういらないのだから。