鎌倉へ行くと決めてから
ガイドブックをチラチラ見たり
鎌倉を舞台としたドラマを一人ゆっくり見たり
全く興味のなかった鎌倉という場所を
急に思いついたり
やたら興味を持ったのは
なにか、導かれているような気もして。
誰とも約束をしていない旅は
たとえば彼と約束していることよりも
心底楽しみで、それは
絶対に裏切られることのない楽しみだからだと
気がついた。
もしかしたらとか、やっぱりとか
いつもがっかりするような守れない約束をして
ほれみたことか。と、その都度自分を励まして
リセットしなくてもいい
絶対に信じられる自分と言う存在が
これほど安心な存在だったと言うことを
初めて感じている。
一人っていいのかもしれない。