取り止めのない日常

今日は朝早い新幹線で帰らなければいけない。

 

昨日、大騒ぎをして声が枯れている。

しっかりと荷造りをしたつもりだったけど

一番大切な日焼け止めを忘れてきていたことに

びっくりする。

 

暑い。

品川の駅でコーヒーとパンを買って、

待合の椅子に座った。

首筋から汗がじわじわ出て、扇子であおいで

涼しい風が来るにもかかわらず、汗が止まらない。

 

歳のせいの汗だろうか。

最近の首筋の汗は尋常ではない。

 

すこし、寝不足の頭が、キューと締め付けられた感じになる。

そんな中で、

帰ったらすぐにやらなければいけない現実を考えている。

 

昨日出会った女の子を思い出す。

22歳。色々あって大学2年生。

起業をして必死になって、売り込みをしていた。

 

今の私に必死さはない。

人任せになっている。

私は何を成し遂げようとしてきたのか。

私が昔思ったことは、今、成っているのだろうか。

成り行きだったのかもしれないけど

なんとかしなければと今よりも必死だった。

 

人の心は変わる。私の心もコロコロ変わる。

まだまだ、やれる年齢。

やらなければいけない。まだ、これから先の

人生にお金も足りないし、

借金だってすぐ返せる金額ではない。

 

チャレンジしたことの結果と後始末。

調子に乗りすぎた。

 

まだ終わらせられない。終わらせることは出来ない。

 

これから先、なんの不安もなく

1人で生きていく。

次のステージを探しながら。

 

新幹線の中は、涼しい。

少し眠りたい。

そして、そのまま、目が覚めなければいいのにと

思ったりする。