ご近所事情

うちの周りの駐車場はほとんどがうちの土地で

隣に住むご近所さんの駐車場は、車が二台置けるスペースのみ。

 

月曜日の大豪雪で私も母も車が雪で動かなくなった時も

一切、顔も出さず、手伝ってはくれなかった。

 

火曜日、やっとのつてで、除雪車に入ってもらい、

自分の土地の広い駐車場の雪を

なんとかかたずけた。

(もちろん、結構なお金はかかる)

 

うちは商売もやっているので

お客様が車を止めるスペース、そして

従業員が止めるスペースを確保した。

 

昨日、私が、帰ってきて駐車場に入ろうとしたら、

一番手前の一番邪魔になる場所に

なんの断りもなく、隣の車が置かれていた。

私はその車が隣の車だとは知らなかった。

 

けっこう大きな車なので私も、入れるのに

少し苦労した。

 

朝、従業員が来たとき、まだそのスペースに、止めっぱなしになっていた。

従業員の車を置くスペースがなく

 

業を煮やし、母が、一言、言いに行った。

それも下手に下手に。

止めてもいいけど、その場所はないだろう。

しかも、なんの断りもなく。

田舎の付き合いだから、細かいことは言わない。

でもマナーとして、一言、

 

ちょっと置かせて。

 

といえばいいものを。

その家、娘が子供を産んでしょっちゅう

実家に帰ってくる。

それに伴って、婿も来るから

車が増えて仕方がない。

犬がぎゃんぎゃんうるさい。

 

昔、そこのおじいさんが飼っていた犬を息子夫婦が

世話できなくなって

大きくて賢い犬だったのに、外の小屋に放置しっぱなしで

一度も散歩に連れて行かなかった。

そのまま死んでしまったかわいそうな犬がいたのに。

これは動物虐待に入ると思う。

 

でも、近所の住人は、誰も、口出しできなかった。

 

死んだすぐ後に、室内犬を飼った神経がわからない。

 

今日、親父と婿が自分の敷地の残った雪を初めてどけていた。

車二台を置くスペース。

 

私の家のすっかりきれいになった駐車場を通って。

きれいにしてくれてありがとうなどという言葉なない。

 

自分たちも、使っている土地なのに。

母がいなくなったら、私はこの住人たちと

付き合っていけない。